今回は今皆さんが使っている10円玉でプレミアムがつく特別な「昭和61年後期10円玉」についてのお話です。弊社が取材協力したテレビ番組でもこれまで何度がご紹介させていただきました。昭和61年は前期型、後期型があり後期型は「手変わり品」とも呼ばれています。同年中にデザインが変わることはとても珍しいことで、後期型は大蔵省発行のプルーフセットでしか発行されていないので本当に珍品クラスの物になりました。そのため、今でも大変貴重なものとしてプレミアム価格がつきます。※昭和61年前期型はプレミアムがつきません。
見分けるポイントとして、10円玉裏面平等院鳳凰堂の階段を囲む線のデザインがあります。写真右のように階段の淵がつながっているデザインが後期です。ただし、肉眼で見分けるのは難しいためループ等で確認するのがいいかと思います。
(画像提供 「この差ってなんですか?」)
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