今秋、金の販売価格が1万円を超えたことで話題になりましたが、それに伴い記念金貨の買取額も高騰しております。その代表例として、1990年(平成2年)発行の天皇御即位記念10万円金貨です。額面は10万円ですが、弊社買取額は倍以上(2023年10月現在)になります。銀行で換金してしまうと10万円になってしまいますので、是非弊社へ一度お持ちいただければと思います。
天皇陛下御即位記念金貨とは?
その名の通り、平成元年に平成天皇の御即位を記念して発行された金貨です。直径3.3㎝、重さ30gの大型金貨となります。デザインは、鳳凰と瑞雲、裏は菊の紋章が描かれます。10万円の貨幣として発行されたものですので、当然今銀行に持っていけば10万円で換金してもらえるものです。
しかし、さきほど申し上げたとおり古銭として売却すれば20万円以上の値段で買取可能となります。なぜでしょうか?
なぜ額面(10万円)以上の価値がつくのか?
ほとんどの日本の記念金貨の買取額は、金相場に応じ変動しています。しかもこの御即位記念は100%金でできた純金貨となりますので、金の買取相場(1gあたり)×30g=買取価格という計算になります。
この金貨が造られた平成元年、金価格は2,000円程度でした。今のおよそ1/5です。当時は金本体の価格が額面を超えることは決してありませんでしたが、2023年10月現在、本体価格が額面を優に超えている状況です。よって古銭自体の付加価値はないものの、金として高額買取可能となっているわけです。
天皇御在位60年10万円金貨とは?
同様に額面以上で買取できる10万円金貨に、天皇御在位60年記念金貨があります。こちらは一回り小さい20グラムの金貨(純金)となります。買取額は、金の買取相場(1gあたり)×20g=買取価格という計算になります。即位の30グラムに比べると10グラム少ないため買取額も低くなりますが、それでも額面を上回ります。
売るタイミングは?
買取額は金相場によって変動しますので、日々の金の相場をチェックしましょう。分からなければ弊社へご連絡いただいても構いません。弊社はいつでも買取受付しますので、ご自身でタイミングを見計らって売却されるようお願いします。
Comments